軟式M号球 比較(ケンコー vs ナイガイ)

来年度から連盟や当リーグ等でも使用することになる新しい軟式野球の公認球を買ってみました。まぁ、今度のリーグ戦で試しに使ってみようと相手チームさんと話していたのでAmazonで仕入れてみたのですがついでに比較してみよう!

とは、言っても既に現行のA号球との比較はネットでいろいろ書かれていたり検証をyoutube等でやっておられる方もけっこういらっしゃるので自分も参考にしているのですが個人的に気になっていたのはA号との比較よりもメーカー別に違いがどのくらい有るのかという点。

現行のA号の公認球はメーカー4社が販売していてケンコーとトップが同じ金型、マルエスとナイガイが同じ金型を使っているようで微妙に大きさや縫い目?の山の高さが違うのが2種類存在します。厳密にはメーカーごとにゴムの成分等も違うでしょうから4種ですがピッチャーが投げる時に感覚的に違いを感じるボールが2種類だと思うと良いでしょう。

現行の公認球の前の楕円ディンプルがいっぱいの先代のボールはメーカーごとに大きさや縫い目の高さが違って今よりもっと違いを感じたので練習試合なんかでバラバラのメーカーのボールが混ざってたりするとマウンド上ですごく気になったものです。
ケンコーは昔から一回り小さくて打たれると良く飛ぶ感じでマルエスは大き目で変化球が良く曲がる感じで個人的にはケンコーボールはピッチの時は嫌いでした(笑)
現行A号球も関東で売れてるケンコーが直径が少し小さくて関西で売れてるマルエスは大き目です。

ということで今回は今後試合で使うように1ダース購入したケンコーのM号球と比較用にナイガイのM号球を比べてみました。本当はマルエスとトップも買いたかったけどAmazonでダース売りしか無くダースで買って来年以降チームの試合で使えないと後悔するのでバラで送料無料のプライムで買えたナイガイを1個だけ買いました(笑)

ますは見た目

左がナイガイ、右がケンコーですが明らかに色が違いますね。ケンコーが明るい白な感じでナイガイが青みがかった白と言いう感じです。

そして大きさですがこれはどちらもほぼ直径が72mmは基準通り。
個人的に注目している縫い目(硬球と違って厳密には縫い目でないが)の間の一番細い所の長さがどちらも20mm。実はこの幅がA号球ではケンコー系とマルエス系でかなり違って縫い目のカーブも変わってくるため指のかかり具合が変わるのが投げる際の違和感の一番の原因だと個人的には思っています。

で全体的な縫い目のカーブはほぼ同じというか目視では違いが見当たらない。

あと、持った感じですが少しナイガイが重くてケンコーが軽い気がします。ただこれは12個有る方のケンコーのボール同士でも感覚的に微妙に違う気がするので個体差なのかも・・・まぁ、我が家には体重計以外に重さを計れる秤がないので正確なグラム数がわからないだけなんですが(笑)

縫い目部分やハート型のディンプルの高さとか深さなんかには違いは無いように見えます。

それと質感というか若干ナイガイの方が硬くてケンコーの方が柔らかい気がします。大きさや形が同じでもゴムの成分や配合が違うからですかね?色も違うしね。
昔からケンコーのボールは摩耗が早い気がするので実際ゴムが柔らか目なのかも知れません。

とりあえず、ボールの弾み方とかの比較は使ってみないとわからないのですが今回比べた2社のボールの大きさや形については現行のA号球に比べて違いが無いというか形は全く一緒だと思ってよいでしょう。残りの2社のボールもそのうち手に入れて比べてみますが、おそらくM号球に関しては全メーカー同じ金型を使ってるのではないでしょうか?

だとすると、草野球の試合で対戦チーム同士が持ち寄った試合球に違うメーカーが混ざっていても投手の投球や野手の送球には現行のA号球ほどの影響はないでしょう。これは良いことだと思います。

後は、実際に試合で使ってみてメーカーごとの違いが有るかですが・・・その辺の検証は来年以降かな(笑)

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コメント

  1. エンドレス より:

    メーカーごとの違いを気にかけたことがなかったので非常に興味深い内容で参考になりました!ありがとうございます!

    • KENKEN より:

      コメントありがとうございます。メーカーの違いは投手の人は気にしてる人も多いですが野手はあまり気にならないですよね。